ガンになると恐怖心で抗癌剤を継続する方がほとんどです。
抗癌剤をやめると、ガンが大きくなるのではと
体がボロボロになっても続けてしまっています。
最近、顔面にできた難病のガンの方が
くも膜下出血で亡くなったとの連絡がありました。
某有名病院での抗癌剤治療で全身状態が悪化したため
見放され、私のクリニックに来られました。
栄養の補充により全身状態がよくなり
再び治療してくれる病院を捜し、新たな抗癌剤をはじめました。
いつの間にか、栄養状態よりも治療優先となり
たまにわたしのところに来るといった感じになりました。
そのときの血液検査でかなり栄養状態が悪かったので
「あんまりがんばる治療はよくないよ」
とお話しをしていたのですが
残念な結果となりました。
似たようなストーリーは多いので
私自身は力が抜けてしまそうです。
多くの方はガンではなく、抗癌剤による栄養失調で
亡くなっているのが現状です。
抗ガン剤を使うタイミングとお休みするタイミングが
あります。
それはその人の栄養状態で決まります。
また画像にガンがあってもガンが落ち着いているときに
抗ガン剤をするとガンが活性化することがあります。
ガンの治療は、無理しすぎない、念のための治療はしないことです。
0コメント